
「マイナンバーカードって、本当に必要なの?」
わたしはずっとそう思っていました。
カードの作成は任意ですし、「今の生活で特に困っていないから、作らなくてもいいかな」と考えていたんです。
そんなわたしがカードを作ったのは去年。きっかけは、不動産クラウドファンディング(クラファン)の本人確認でした。「これがないと手続きができない」と知り、必要に迫られて渋々作ることにしたのです。
しかし、いざ手続きを始めてみると、最初の驚きがありました。
スマホのカメラでマイナンバーカードをパシャッと撮影し、ICチップにかざすだけ。 いわゆる「eKYC」と呼ばれるオンライン本人確認のおかげで、書類の郵送や面倒な入力の手間もなく、ものの数分で手続きが完了してしまったのです。
当時は「クラファン以外で使うことなんてないだろうな」と思っていましたが、この手軽さを皮切りに、今回の出来事をきっかけにわたしの考えはガラリと変わることになりました。
市役所での1時間半が数分に!コンビニ交付で気づいた「時間の価値」
最近、会社の手続きで急に「印鑑登録証明書」が必要になりました。
以前のわたしなら、平日の貴重な時間を削って市役所へ行き、往復の手間や長い待ち時間も含めて約1時間半を費やしていたはずです。仕事の都合をつけるのも一苦労でした。
しかし今回は、手元にあるマイナンバーカードを持って近くのコンビニへ。
マルチコピー機を少し操作するだけで、ものの数分で印鑑証明書を受け取ることができたのです。
「えっ、もう終わったの?」
正直、あっという間すぎて驚きました。私にとっては、「便利になった」という以上に、「無駄な時間を圧倒的に節約できた」ことが一番の衝撃でした。
お金と同じくらい大切な「時間」という資産
よく「Time is Money(タイム・イズ・マネー)」と言いますが、このとき初めてその言葉の真意を実感しました。
もしマイナンバーカードのおかげで1時間半を節約できたら、その時間でこんなことができます。
- 副業や本業の仕事を進める
- 投資やお金の勉強をする
- 家族や大切な人と過ごす
- ゆっくり休んでリフレッシュする
お金は増やしたり挽回したりできますが、過ぎ去った時間は二度と戻ってきません。だからこそ、「時間を生み出せるツール」は、お金と同じくらい価値がある投資だと感じたのです。
【大後悔】「マイナポイントには釣られないぞ!」と意地を張っていた過去のわたしへ
ここで少しわたしの失敗をお話しさせてください。
数年前に世間が大盛り上がりしていた「マイナポイントキャンペーン」。あのときわたしは、「ポイントに釣られてカードを作るもんか!」と、謎の意地を張ってスルーしていました。
「どうせ使わないし、国に個人情報を握られるみたいで嫌だな」なんて思っていたんです。
でも、結局は数年後に「クラファンを始めたい」「手続きで必要になった」という理由で、ポイントも何ももらえないタイミングでカードを作ることになりました。
今だからこそ、当時の自分に声を大にして言いたいです。
「どうせ後から作ることになるんだから、あのとき最大2万円分のポイントを大人しくもらっておけばよかった!!!」と。
もし、今「ポイント制度は終わったし、もう作るメリットがないな」と思っている方がいたら、私と同じ後悔をしてほしくありません。ポイントはもらえなくても、「これから先の時間を節約できる」というリターンは、今からでも十分に受け取れます。
【一覧】コンビニで取得できる主な公的証明書とメリット
わたしが今回利用したのは印鑑登録証明書でしたが、多くの自治体では以下のような主要な証明書もコンビニで取得できます。
| 取得できる証明書の種類 | 概要・主な使い道 |
| 住民票の写し | 転職、引っ越し、各種契約手続きなど |
| 印鑑登録証明書 | 車の購入、不動産取引、ローンの契約など |
| 課税(所得)証明書 | 住宅ローン審査、児童手当の手続きなど |
| 戸籍証明書・戸籍の附票 | パスポート申請、保険金の請求、相続手続きなど |
💡 コンビニ交付の注意点
対応している証明書や利用可能な時間帯(基本は6:30〜23:00)は、お住まいの自治体によって異なります。また、コンビニでの発行にはカード発行時に設定した「4桁の暗証番号(利用者証明用電子証明書)」が必要です。事前に自治体のホームページなどで確認しておくと安心です。
「個人情報の漏洩が不安」だった過去のわたしへ
実は、わたしがこれまでカードを作らなかったもう一つの理由は「なんとなくセキュリティが不安だったから」でした。「大事な個人情報が全部漏れたらどうしよう」と心配していたのです。
しかし、重い腰を上げて仕組みを調べてみると、以下のことが分かりました。
- カードのICチップ内に、税金や預貯金の具体的なデータは入っていない
- 入っているのは、本人であることを証明する「電子証明書(鍵のようなもの)」だけ
- 手続きの際は、国の中央システムに情報が集中しているわけではなく、暗号化された安全なネットワークで必要最低限の照会が行われる
もちろん、どんなシステムであってもリスクが100%ゼロとは言い切れません。
しかし、「よく分からないから不安」と遠ざけるのではなく、正しい情報を知った上で「自分にとってタイムパフォーマンス(タイパ)のメリットがあるか」を天秤にかけることが大切なのだと気づきました。
まとめ:マイナンバーカードは「時間を増やすための投資」
わたしにとって、マイナンバーカードを作る最大、かつ最高のメリットは「時間を買えたこと」でした。
マイナンバーカードを作るかどうかは、あくまで任意です。だからこそ、「作る・作らない」の正解は人それぞれ違って当たり前だと思います。
ただ、もしも



「手続きのために平日に休みを取るのがもったいない」



「もっと自分の時間を有効に使って、自己投資やお金の勉強に充てたい」
と考えているなら、マイナンバーカードは時間を生み出すための強力な資産になってくれるはずです。
「ポイントがもらえないから損」とか「何となくのイメージ」だけで判断せず、自分にとってのメリット・デメリットを知った上で、後悔のない選択をしていきたいですね。


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